6月の本

6月です。

5月中に早くも梅雨入りし、スッキリしない空が続きますね。

さて、6月の本

「日本のおやつ」  白央篤司 著

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おやつと言えば、これ!という食べ物を、県別に紹介。

果物だったり、地元のスナック菓子だったり。

実はこの本、数ある本の中でもお客様の反応が一番あって見ていると面白いのです。

というのも同じ県でも南や北、東や西で、けっこう違ったりしますよね。

世代でも違うはず。

それなのに、県に対して1個なので、まず皆さん「えーっ!これ?」

と声を上げます。

「うーん、私の地域ではこれじゃないなぁ」だとか

「確かにこれもあるけど、他にも・・・」

お客様の反応がおもしろいし、会話のきっかけになるので、私は良い本だと思ってます。

著者の方には不本意かもしれませんが。

ちなみに愛知県、私も「えーっ!これ?」でした。

もちろんお客様の反応も同じ。

何かは見てのお楽しみ。

だからと言って、愛知県はこれでしょう!というおやつも思い浮かばず。

ういろうは普段のおやつという物ではないし・・・。

ご当地おやつは思い浮かばないけれど・・・

子供の頃、よく行った駄菓子屋。

そこはすべて、くじを引く形式でした。

例えば、カレーあられが欲しかったら、そのくじをまず買う。

くじの内容で、分量が決まる。

「はずれ」はカップ1杯。

咥えタバコのおばちゃんが、大袋に入ったあられをカップですくって小袋に入れて渡してくれる。

いやぁ昭和ですね。

このようにまずは、くじを引いて量が決まるというシステム。

あられや飴、ガムとかいろいろあったなぁ。

ほとんどは「はずれ」で、1個だったり1杯だったり。

ところが一度、私はカレーあられで1等が当たったことがあります。

1等はカップ10杯。

その場にいた全員の子供たちの羨望の眼差しを私は一身に受けながら、おばちゃんが1杯、2杯と入れていくのを緊張しながら、見守ったものです。

懐かしい。

そんな話題にもつながるおもしろい本です。

あなたにとっての思い出のおやつは何ですか?

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