11月の本

ハロウインの飾りつけから一変し、街はすっかりクリスマス。

ダイソーなどの売り場もクリスマスグッズが所狭しと並び、ショッピングセンターではクリスマスソングが賑やかに流れています。

寒くなりましたね。
昼間はまだ陽射しがある分暖かい日もありますが、日が暮れると風が冷たく感じます。

冬が始まりますね。

さて、11月の本です。

泣きたい夜の 甘味処
中山 有香里 著

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日々、頑張っている人、育児に悩む人、亡くした家族を思う人・・・

心に染みる、鼻の奥がツンとしてくるような物語がおいしいお菓子のレシピと共に描かれています。

しんどいことが多かった子供の頃の涙。
叶うなら、そんな自分の横に座りただうんうんと、話しを聞いてあげたい。

早く帰って、もくもくをいっぱい撫でてあげたい。

高校生の時の同級生に会いたくなった。
歩いてきた道を語り合いたい。

いろんな事があっていろんな人と出会って、今の自分が立ってる場所に辿り着いて。

思うことはたくさんあるけど、どの道へ進んでいても隣の芝は青く見えるだろうし、悲しいこともうれしいこともそれなりにあって、

どの場所に立ってもたぶん、ま、こんなもんでしょう、て思うんだろうな。

みんな元気かな。

そんなことに思いを馳せた本でした。

ぜひ手に取って読んでいただき本です。

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